車の下からカラカラ音が聞こえる・・・。考えられる原因とは??

 

みなさん、愛車の調子はいかがですか??

 

通勤などでほぼ毎日乗るよという方や、週末のお出かけにしか使わないといった方。

 

車に乗る頻度は人それぞれですよね。

 

さて、よく乗る人もあまり乗らない人も、

 

「なんだか最近車の下からカラカラ音がする・・・」

 

なんて経験はありませんか??

 

車って窓を開けない限りはほぼ密室になるので、

 

音楽をかけたりテレビをつけていない時はエンジン音をはじめやたらと音が響きますよね。

 

そしてどうもエンジンの音とは違った、車の下の方からカラカラ音がする。

 

これ、一度気になりだすと運転に集中できなくなったり、

 

いきなり壊れて動かなくなるんじゃないかという一抹の不安に襲われることもあります。

 

そこで今回は車の変な音、特に下の方から聞こえてくるカラカラ音について、考えられる原因をご紹介します。

 

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カラカラ音の考えられる原因とは??

 

 

マフラーのトラブル

 

マフラーというのは車の底に設置されており、排気ガスが出てくるパイプ、あれですね。

 

このマフラーですが、皆さんもご存知の通り排気ガスを排出する役割に加え、

 

エンジンから出る高熱を逃がしたり、またエンジンが駆動しているときには爆発的なエネルギーが発生しており、

 

それと同時に実はとてつもない爆音が出ているんです。

 

マフラーにはこの爆音をかきけすという役割もあり、マフラーは別名”サイレンサー(消音器)”とも呼ばれます。

 

サイレンサーというと、よくアクション映画などで拳銃の先につけるノズルのようなものを想像する人もいるかと思いますが、

 

原理的には似たものがあります。

 

車の下からカラカラ音がする原因としては、

 

  • マフラーの排気管の中で部品などが経年劣化等で外れてしまっている
  • 排気口から何かしらの異物(小石など)が入り込み、マフラー内部で暴れている
  • マフラーハンガーが腐食や劣化で外れてしまっている

 

 

ということが挙げられます。

 

また稀に、経年劣化や錆による腐食、物理的損傷によってマフラーと排気管との接続部分が外れるもしくは外れかかっている時や、

 

マフラーに穴が空いている場合にもカラカラ音が聞こえることがあるようですが、

 

この場合はエンジンの爆音を吸収することができずに音漏れしているような状態であるので、

 

どちらかというとカラカラ音よりはDQNカーのような爆音が聞こえてくることの方が多いです。

 

マフラーハンガーという、マフラーを車本体に吊り下げるパーツが外れてしまったことによるマフラーの遊びや、

 

マフラーとマフラーハンガーがこすれ合う時にもカラカラ音カタカタと音がします。

 

また、普通に走っていれば排気口から異物が入り込むなんてことはまず起こらないのですが、

 

駐車中に悪ガキがいたずらで石なんかを放り込むことがあるようです怒。

 

そしてこのマフラーの修理費用ですが、

 

仮に全取り換えとなった場合には、部品代と工賃を含めると

 

およそ3万円〜10万円ほどが相場のようです涙

 

 

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遮熱板のトラブル

 

また、もう一つ考えられる原因として、”遮熱板”のトラブルが挙げられます。

 

この”遮熱板”という言葉、あまりなじみが無い方も多いと思います。

 

マフラーの排気管の内部には、エンジンから出る排気ガスを浄化する”触媒”というパーツが設置されているのですが、

 

この触媒はとてつもない高温となり、この熱が車に伝わらないようにするために触媒の周囲に取り付けられているのが”遮熱板”です。

 

この遮熱板が経年劣化や腐食、外的な損傷によってめくれあがったり剥がれたりするとカラカラ音が出ます

 

筆者の愛車は造られて10年ほどになるのですが、

 

ひと月前くらいからこのカラカラ音が下回りの方より聞こえ始めたために先日ディーラーに持って行ったところ、

 

「遮熱板が剥がれてました!」

 

と宣告され、

 

「このままでは車検通りませんよ!笑」

 

とも言われました。

 

いや、なに笑ってんだこの野郎・・・

 

しかし車検が通らないのはさすがに困るので泣く泣く修理したという経緯があります。

 

修理自体は1時間半〜2時間ほどで終わったのですが、

 

修理費が6万5千円程とかなり高額でした涙

 

なんでも、遮熱板を新調しようと取り外そうとした際に、

 

遮熱板を留めてるボルト?を破損させてしまったらしくその費用も上乗せされてしまいました。

 

(何しとんねん若造ゴウルァアアア!!)

 

と叫びたい気持ちを抑えて支払いしたのを覚えています笑

 

そして、この一連の体験を経てわかったことがあるのですが、

 

遮熱板が剥がれてる時の特徴として、このカラカラ音がするのはエンジンをかけて停車している時で、

 

0〜40km/hくらいの低速時には”ボボボボッ”という振動音となり、

 

それよりもさらに加速すると全く音がしなくなるといった具合に変化していくんですね。

 

また、私の愛車の場合は車の下、運転席の下あたりから音がしていました。

 

これは各メーカーや各車種によって違いはあるとは思いますが、

 

下回りから音がしていて、なおかつ速度によって音のパターンが変化する

 

という特徴がある場合には、遮熱板のトラブルを疑った方がいいかもしれません。

 

 

まとめ

 

今回は車の異音、特に下回りから聞こえるカラカラ音についてその主な原因を紹介しました。

 

カラカラ音に関してはマフラーか遮熱板が原因のことが多く、

 

放っておいても自然に直ることはまずないので、

 

それ以上悪化させないためにもすぐにカーショップやディーラーに持っていきましょう。

 

 

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